見えない翼

脇目もふらずがむしゃらに
他を顧みずひたすらに
生きている人が羨ましい

だって私はいつでもどこでも
ためらい、まよい、つまづいて

ほかの人の目、下される評価
怯えて震えて縮こまる

高い位置にいる人が眩しくて
どうしてそんな風になれるのか知りたくて

でもどんなに望んでもなれなくて
暗い闇夜で涙する

どうしたら
この背に生えた見えない翼を
思い切り広げることが出来るだろう

そして遮るもののない
かなしみひとつないこの空に
飛び立つことが叶うのか

長い道を歩いてきたはずなのに
それでも答えは見つからず
前に出るのに死ぬほど悩み
身体は硬くなるばかり

いつか着くと
必ず着くと

理想の場所にあの場所に
たどり着く事が出来るよと

誰か私に聞かせてください

そうすれば出来るから
衰えた翼を
力ない翼を

もう一度広げることが出来るから